リンクルスポットマスクの美容成分として採用されているヒト肝細胞エクソソームですが、ここ数年でさまざまなヒト幹細胞培養液を配合した化粧品が発売されるようになりました。化粧品原料としてのヒト幹細胞エクソソームは、どのような背景から生まれたのかを調べました。

 

再生医療から生まれたヒト肝細胞培養液

再生医療分野の脂肪組織由来の成体幹細胞を使用した再生医療は既に実用化が進んでいます。これは自分の細胞そのものを使用しますのでES細胞やiPS細胞と比較して生体適合性が高く、かつ倫理的、遺伝子的な問題もクリアし、成体幹細胞を使用した再生医療は、乳房の再建やスポーツ選手の膝軟骨再生などで利用されています。

 

リンクルスポットマスクに配合されているヒト幹細胞は、特に、シミやタルミに効き目のある成分だけを取り出した美容成分「エクソソーム」だけを贅沢に配合されています。

 

ヒト肝細胞培養液は化粧品の転換点となった

ヒト肝細胞培養液は単純に新しい成分が登場したというより、化粧品のこれからの方向性を示す革新的な成分となりました。

 

昔のスキンケアは、ヘチマ水などの天然成分で表皮の水分、油分を補うことが中心で、また、日本の高度成長期に伴って様々な研究開発から科学成分が多く使用されるようになり、使用感は良くなったものの長期的には肌にダメージを与えるのでは?と言われるものもありました。

 

次に、2000年を迎えたころから肌老化に対して、成分を補うという流れからコラーゲン、ヒアルロン酸等の成分をいかに浸透させるかの技術開発が盛んになりました。

 

そして、再生美容の分野では「肌老化の根本原因=細胞の不活性」を改善することで肌を若々しい状態に再生するという次世代のスキンケアがすでに始まっています。

 

このようにヒト幹細胞培養液はいままでの化粧品の「あり方」を変えてしまうほどの存在であることは確かで、化粧品の歴史の中でひとつの転換点となりました。

 

従来のスキンケア商品は、減少したものを補填しているにすぎず「肌老化の根本原因=細胞の不活性」という根本原因の解決には至っていなかった。

 

最新の再生美容においては、この根本原因へのアプローチで、真皮幹細胞に線維芽細胞を増産させ、線維芽細胞に丈夫なタンパク質を、増産させます。

 

さらに表皮幹細胞に表皮細胞を増産させターンオーバーを正常化させることで、活性サイクルに入った細胞は自らSOD(抗酸化酵素)や成長因子をも増産し始め、持続的な活性サイクルに入ることで組織の再生を促すことが可能になっています。

 

ヒト幹細胞を使用した化粧品・エステの副作用などの危険性

ヒト由来の幹細胞については、厚生労働省による「生物由来原料基準」というガイドラインで使用基準が厳格に定められています。

 

また、化粧品成分として流通している幹細胞培養液(幹細胞エキス)は、安全性の観点から幹細胞そのものは取り除かれていなければならないという条件があり、化粧品成分への登録時にも厳しい安全管理基準をクリアする必要があります。

 

そのため、安全性には十分に配慮されていると考えて問題ないでしょう。

 

 

ヒト肝細胞エクソソームのまとめ

ヒト幹細胞培養液は、化粧品原料として非常に大きな可能性を秘めています。今後は市場も拡大の一途をたどっていくでしょう。安全・安心を度外視したコスト最優先のヒト幹細胞培養液が出てくる可能性もあります。ヒト幹細胞培養液は従来の化粧品原料とは異なる特殊な原料のため、厳格な検査・管理基準が設けられています。

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